今週のお題「餅」
こんばんは。ずんだです
私はそんなに餅に執着がない。
実は餅は、田舎の雑煮が、餅がクタクタに、ダラダラに溶けきっていて、
丸いのか四角いのかもわからなかった。
汁物が好きな私は、汁が少なくて、だらけた餅だらけのお雑煮に
汁が飲みたいと思ったのだ。
その記憶がありすぎて、餅は、そんなに食べなくてもいい人間なのだ。
田舎の雑煮に入っていた餅は、焼いたあと、お湯に入れて、それから、雑煮の出汁に入れていたと思う(これがうちの田舎の作り方なのか、うちの地区の、他の家もそうだったのかは不明)
こっちに来て、すまし汁のもちを食べて、これが餅のあるべき姿!と思いました。
うちの妹も言っていたが、お雑煮とは、だらけきった餅の食べ物だと思っていたと。
子どものときって、それしか知らないしね~。
だから、大人になって、雑煮とはそういうものだと知って、衝撃を受けたと、うちの妹も言っていたが。
が、あれもちょっと食べたいと思ってみたり(笑)
旦那の家の白味噌の丸餅の雑煮も割と好き。
餅は食べるなら甘いのかなと思うのですが、
きなこもちとか、ぜんざいとか。
からみ餅というのがあるのを聞いて、
今度やってみようかなと。
前もブログに書いたような気がするが、パンツェッタ・ジローラモが、
日本人は餅好きで、正月に餅を詰まらせる人がいる。
命がけで餅を食べると書いていて、確かにそうだなと思ったことがあった。
そういえば、
家の田舎は、臼と杵でついていた。子供の時は、餅をかえす母が、手を打たれるのではないかと、実はハラハラしながら見ていた。打たれないのだけどね。
私が高校卒業して家を出てからも、臼と杵でついていた。そのうち、餅つき機が導入されたが。
子供の頃、餅が古くなってくると、祖母がサイコロ状に切って、油で揚げておかきみたいなのを作ってくれていた。
あと、家の田舎は、氷餅というのがあって
(私、長野×長野の血統書付きです キリッ)
余った餅を水に浸して、藁で縛って外に吊るすのです。
鎌倉時代ぐらいの、昔からあった保存食らしいです。
冬のあまりの寒さに、餅が縮み上がって(笑?)
冷凍ミルフィーユ状態になるのですよ。
フリーズドライ状態、思いっきり乾燥します。
それを取っておいて、おやつに、お湯と砂糖をかけて食べてました。
家の田舎で、友達のうちの、春の梨の袋掛けをするときに、おやつで出てきた記憶
(まださくらんぼぐらいの。小さい梨の実に、袋をかけていく作業。
あの当時、袋掛け1枚につき1円もらえた。いいお小遣い稼ぎだった)
もう、あの当時、美味しいお菓子を知ってしまった子供にとって、
すごく美味しいかと言われたら、そうではなかったけど、
友達と一緒にワイワイ話しながら、袋掛けの合間に食べると、楽しかったし、
今となっては懐かしい。
思い出しました。
読んでいただいて、ありがとうございます