発達凸凹息子との学習や生活あれこれ

小学校5年(高校1年になりました)の発達凸凹の子供とのかかわりで工夫したことや感じたことの記録。子供との関わりも含め。が、母親としてだけでなく、自分の好きなことをしようとか、自分で楽しかったな、面白かったなと日記のような、思うことも書いています。この頃そっちのほうが多いかも(笑)

戦争をするということ

キーウの近くの、高級住宅街の地域のことを特集でやっていた。

空襲にあって、街がめちゃめちゃになって、みんな、心に余裕がなくなっていると。

その地域が、いずれロシアによって占領されるかも?と見越して、情報をロシアに流したりして、潜んでいる場所が筒抜けになってしまったり、情報が流れたり、それにより人が殺されたり、とにかく、誰も信じられなくなったと。

ボランティアで、支給されたお菓子を分けている女の人。
ものを分けるとき、うちの子のほうが量が少ないとか、怒られたり、
貴方が、くすねてるだろうとか言われるので、荷物が到着した時点で、証拠写真をとっているとか。
みんな心に余裕がなくなっているので、殺伐としたり、言い争いが耐えなくなっている。
考えていると自分の身が持たなくなってきている。睡眠薬がないと眠れなくなってしまったと。

その地域の牧師さんも、戦争前は許すということを、いつも言っていたけれど、空襲や家族を亡くしたり、いろんな状況をくぐり抜けていた人が多い中、今の状況では、どう伝えればいいか悩むと。

仮設住宅ができて、いろんな地域から避難してきている。
元住んでいた地域によっては、そのA地域の人が、ソ連軍を呼んだんだと言われたり、
A地域にいたというだけで、嫌な顔されて、暴言を吐かれたり、とにかく、戦争により、みんな全く気持ちに余裕がなくなってしまっていると。

空襲や人の命が奪われるということも戦争の恐ろしさなのだけど、
戦争がおこったことによって、到底想像が及ばないようなことが起きているのだなと。
戦争もそうだけど、極限の状況、人間どうなるかわからないのだなと。

以前、人から貸してもらって、
ドイツの収容所にいたという人の手記を読んだけど、
戦争自体もそうだけど、戦争による、人間の行動のほうが、もっと怖い自体や状況を引き起こすことがあるのだなと。

とにかく、落ち着いてほしいとしか思えないが。
戦争いいことないと思うのだけどな。