発達凸凹息子との学習や生活あれこれ

小学校5年(高校1年になりました)の発達凸凹の子供とのかかわりで工夫したことや感じたことの記録。子供との関わりも含め。が、母親としてだけでなく、自分の好きなことをしようとか、自分で楽しかったな、面白かったなと日記のような、思うことも書いています。この頃そっちのほうが多いかも(笑)

今更志村けんの偉大さを知る

たまたま間違って?録画されていた
"となりのシムラ"をみたら、、
改めて志村けんの偉大さを実感した。

志村けんって、末っ子三男なのもあると思うけど、
多分お兄さんとか、大人を見ながら、
客観的に人を観察して、面白がってた人なのかなと言う気がする。
観察力があるというか、

日常のたわいない、
あ~。そういう人いるよね~。
みたいなのを表現するのうまいなとか。

ドリフの時の、
なんだこのやろう!とか、
なかなか話が聞こえないばあさんや、
じいさんの、なんだって??も、
身近な人にこういう人いる!と言うのからでてきたギャグらしいが、、

となりのシムラは、
日常のあ~こんな人いるねというのを
うまく表現してて、すごく面白い。
あ~これみてればよかったなというか、
もっとみたい!と思った。

孫の話したいのに(志村けん)、
自分の話ばっかりしてて
全然聞いてくれない人の話とか、

自分より年寄り(年上)かと思われる人にバスで席を譲った後、
(志村扮する自分が)若い女の子に、
おじいちゃんどうぞ座ってくださいといわれ、
ありがとうと譲ってもらって座った後、
おじいちゃんか~とつぶやく(志村けん)とか。

志村けん扮する上司の、
加齢臭に困る女子会社員の話とか、

二十歳になった息子。
息子の最初のお酒は息子と飲みたいと切望する男親の志村けんと、最初のお酒は彼女と飲むと決めてる息子の話しのくいちがいのやりとりとか、

娘の家に居候している、役者志望の彼、
突然家出してきた母親とそれを追いかけてきた父親の志村けんの板挟みになり、回答に困る様子とか、

会社の部下と乗んだ後、一人でバーに行き、上司扮する志村けんが、そこでみたテレビ。
つまらない上司との飲み会を交わすさしすせそ言葉というのをやっている。
その内容が、、
さすがです~。知らなかった~。すごいですね~。センスがいいですね~。そうなんですか~。というものだった。
振り返ると、、その言葉を連発されていたなと、自分を振り返っていたら、、
そのバーの店主が、若い女の子に、この人(志村けん)油絵描いてるのよ。というと、
その、さすがです〜。知らなかった〜。という、さしすせそを連発され、
すごすごとバーから立ち去る話とか、

上司と部下が一緒に飲んでて、LINEで可愛い女子部下を呼ぼうと、お互いにLINEする。
上司である志村が、誘うと、既読になるのに返事がないのに、
高橋一生扮する部下がLINEすると、既読になったあと、すぐ返信が来るとか、
本当に見てて面白い!

でも、それが、その人を好意的にとらえてる表現の仕方だったり、
温かさも感じるのだ。
多分、親やお兄さんに可愛がられて育ったんだろうなとか。

で、いつまでも現役にこだわって、
お笑いをやり続けたと言うことが。
大御所になると、
それにあぐらかいちゃう人って多いけど、
そういうのもなく、
ずっと現役で、作り続ける人であったのが、
まあ、志村けん自身もやりたかったんだろうけど。

で、志村けんって、結婚して家庭ももってないのに、
こういう家族のネタが本当にリアルで、
東村山という、東京の田舎で伸び伸びと育って、親や兄弟にのびのび育てられながら、
観察力も磨いていったんだろうなというのが感じられて、
本当に面白かった。

シムラ動物園の追悼番組で、
相葉くんが、
シムラ動物園で一緒にやっていたのだけど、
嵐の外のメンバーはドラマとかすごくでてて、
相葉君はあまり出てなかったので、悩んでたときに、
人と比べる必要なんかない。
自分のやりたいことをやればいい
と、自分のやりたいことを貫けばいいといってくれて、
すごく楽になったらしい。
志村けん自体が、そういう人だからね。。

実は、私は、ドリフ大爆発ぐらいから
志村けんをみていなかった。
で、うちは旦那も志村けんの番組をみなかったから、
志村けんの番組って、
見る機会がなくて
たまたま見る以外は見てなかったよ。

私の中では、
志村けんのは、ドリフのイメージが強くて、
子供の見るものという偏見があった気がする。
シムラ動物園を、この間たまたま見たら面白かった。

あ~。もっと生きているうちに彼の番組を見ておけば良かったなと、残念に思っている。